《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
美冬は、自分がここで
働いていることを知った
うえで、今この場にいるのだ。
「……どうした?
何か、あったのか?」
彼女の借金はキレイに完済した。
もう、何も問題なんてない
はずだけれど――。
「瑞樹、私――……」
開いていた距離を埋める
ように、美冬が歩み寄って来る。
そして、まっすぐ瑞樹の
正面に立ち、
「瑞樹に逢いたくて、来たのよ」
_
働いていることを知った
うえで、今この場にいるのだ。
「……どうした?
何か、あったのか?」
彼女の借金はキレイに完済した。
もう、何も問題なんてない
はずだけれど――。
「瑞樹、私――……」
開いていた距離を埋める
ように、美冬が歩み寄って来る。
そして、まっすぐ瑞樹の
正面に立ち、
「瑞樹に逢いたくて、来たのよ」
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