《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
かすかに震える声でだ
けれど、ハッキリとそう告げる。




「美冬、それは――…」




言いかけたセリフを遮って
美冬がさらに言葉を続けた。




「サトルに聞いたからじゃ
なくて……その前から
ずっと、会いたいって思ってた。

私、ホントはずっと後悔
してたの。瑞樹と別れたこと」




「美冬………」




驚きと、彼女とつき合って
いた頃の懐かしい感覚が
体を満たしていく。



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