嬢王と夜王の偽装恋愛
「ドンペリいれて?」

「ありがとうございます」


「華恋ちゃん、ますます女らしく
なってるんだね。」


「そうですかね?」

「うん。食べちゃいたい」


「ぁははっ。」


「華恋さん、お願いします」


「あ、はい」


「篠原様ごちそうさまでした。」


「失礼します。華恋です」


「雑誌見たよ。」


「雑誌ですか?」


「CABEL新人キャバ嬢。
歌舞伎町の夜蝶ってね」



「ほんとですかっ?嬉しいです」

「ほんとに夜の世界3ヶ月?」

「ほんとですよーまだまだ修行中です」

「謙虚だね。」



この日は結局いろんな席に
行ったりきたりで
忙しかった。


美姫さんまであと、1000万。




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