嬢王と夜王の偽装恋愛
「莉依菜?」


「え?」

「なにボォーっとしてんだよ」

そこには京介がいた。


あいかわらずカップルは
公表してない。


「またお前目当てだってよ」

「え?」


「キャストだよ」


「あ~・・」

最近KRYに
あたし目当てでキャストが入ってくるらしい。


カリスマキャバ嬢にあこがれて


「お前も成長したよな~」


「ぁは、誰かさんにはみてこって
言われたけどねん~」

あたしは皮肉をこめて言ってやった。


すると京介があたしの前に立った。

やべ、怒らせた?

「じょ・・」

じょうだんだよ?

って言おうとしたけど
キスされて言えなかった。


「ぁっ///ふぁ///」


「ん、俺にはかてねーよ」


「////もぉ・・・」


京介はあたしの頭をクシャっと
した。
< 156 / 233 >

この作品をシェア

pagetop