嬢王と夜王の偽装恋愛
「うし、行くか」

「はぁーい」


「あんま男に触られんなよ」

京介があたしの耳元でそうつぶやいた。


「きゃ」


反則だよぉ・・・。



あたしはフロアに出た。



「華恋さんですよね・・・?」


そこには、背の小さめな
女の子がいた。


「え?あ、はい」


「わぁ~キレイ」


「えっと・・・」

「あ、すいません、あたしカスミです。」

「あ、よろしくね」


「雑誌みてずっとあこがれてました」

「ありがとうございます」



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