嬢王と夜王の偽装恋愛
違う男の人
あたしは一回バックルームに
戻って服を着替えた後、
代表ルームに行った。


京介怒るよね?


コンコン

「はい」

あ~・・・機嫌悪い声だぁ・・。


「華恋です・・・」


「んだよ」



「怒ってる・・?」


「別に。」


「怒ってるじゃん」


「なんでことわらねーんだよ」



「京介がどうぞって言ったんじゃん」

「嫌に決まってんだろ?」


「大丈夫だよ」


「なにがだよ」


「お客さんだから」



バンッ


京介があたしを押し倒した。


身動きがとれない。

怖いよ

「逃げてみろよ」



「っ・・・・」



「はぁ・・・わりぃ」


京介があたしをふあっと抱いた。


「怖い思いさせてごめん、お前男に無防備だから・・」


「ごめん・・・」


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