嬢王と夜王の偽装恋愛
「いやなんだよ。ほかの男にとられるの」


京介の搾り出したような声・・・。


「あたしは・・・絶対に京介以外の男には
ときめかない・・・あたしには京介だけ・・・」


「莉依菜・・・」



そして優しいキスをしてくれた。


「早くお家に帰るね」


「おう・・・」



「いってきます・・・・・」


あたしは憂鬱な気持ちで出かけた。


悲しそうな顔する京介の
そばにいたい・・。


早く帰ろう・・。


そしてお店を後にした。
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