嬢王と夜王の偽装恋愛
「華恋さん、お願いします」

「あ、はい」

「ごちそうさまでしたっ。」

「また指名するね」

あたしはやんわり笑って
席から離れた。


「ご指名ありがとうございます」


「あなたが華恋さん?」


「あ、はい」


「噂どーり、いい女だね」


「隣失礼しますね」


「噂ってなんなんですかぁ?」

「新人なのに、カリスマってゆわれてるよ?」

あたしが・・?


「そんなことないですよぉ~。
まだまだですっ」

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