嬢王と夜王の偽装恋愛
「あれ?華恋なんか変わったな」

「そーですかぁ?」

「キレイになった。」

キレイになった。


うれしいなぁ・・・。


「恋してるんじゃないのか~?」


「え?してないですよぉ」


ここで彼氏がいることは
禁句。


ここは偽装恋愛の世界。

「今日もアフターいい?」


あたしはもうセックスしない・・・。


「松原さん・・・。あたし
マクラしないでNO1に
なりたいんです・・・・。」


松原さんはきっとわかってくれるはず・・。


「何いってんの?」

松原さんは、ふっと笑った。


「え?」


「ちょっと良くしたからって
お高くとまってんじゃねーよ」



「そんなんじゃないです・・・」


松原さんは・・・

あたしの体目当てだったんだ・・・。


< 59 / 233 >

この作品をシェア

pagetop