嬢王と夜王の偽装恋愛
もちろん莉依菜ってことは
いえねーけど。


美姫のことだから
お店であいつの邪魔とか
しそーだし。


「本気なの?」


「あぁ」


「華恋じゃないわよね?」


華恋・・・?

あぁ、莉依菜の源次名か。


「ちげーよ。」


「じゃあ誰なのよ、あたしよりいい女なの?」


「あぁ」

「許さない・・・。京夜はあたしのもの
なんだから!」


プチッ

勝手に電話を切られた。

俺は、車を走らせて
家に戻った。
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