嬢王と夜王の偽装恋愛
そして結局最後まで居て、
アフターに出かけた。


なんか京介さんに後ろめたい感じ
がして嫌だったけど
お客様を断る理由もない・・。


そして町を歩いてると


「タク?」


「京介さん・・・」

「京介・・・」


最悪な場面・・・。


京介は、

タクに殴りかかった。

「京介っ!」

あたしは必死にとめにかかった


「てめーも何してんだよ」


京介が怒った顔初めて見た。


怖い・・。


「ちゃんと話すから落ち着いてよ!」


「京介・・・」


「タクてめぇどういうつもりだよ」


「京介さん・・・・俺、りいちゃんのこと
好きっす・・」



え?冗談じゃないの?


「ちょっと待ってよ、あたしたち何も
知らないじゃん」


「知らなくてもまじすきなんだ・・。」


「それが俺の女でもか?」


「・・・はいっ・・・」

タクは、辛そうにうなずいた。


「ふざけんなっ。」


京介さんは、あたしの腕を引っ張って
車のほうへ向かった。
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