愛してるなんて言わないで

出会ってしまった

それからは、普通に過ごして暮らしにも慣れて、月の半分が過ぎた頃には



あたしは、キミのことが好きってきずいたんだ…



でも、決してそのことを誰にも言わなかった




言ってもどうせ彼女がいるはず…だったら今の関係のままでいいって思ったからなんだ




あたしが君のこと好きになったわけはキミの強いんで俺様だけど優しいところなんだ



「出かけるからついてこい」って君はあたしに言ったよね…



まさか、君がそんな言葉遣いするとは思ってなかったんだよ




ギャップっていうのかな?




それとも、裏があるってこと?



どっちにしろあたしは君のことが好きなことに変わりはないよ




あたしは、優ちゃんと輝君とたまに出かけて



優ちゃんはあたしの気持ちにきづいたのか、よくドタキャンしてくれた



ある日、
「優と由菜って後ろ姿似てるなー」



「え、そうかな?」



「あぁ、しかも、服も一緒だから後ろからだと見分けがつかねぇよ」




「だって仲良しなんだもんねー」



「ねー」
< 14 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop