Voice

6.初めてのスタジオ

☆6☆




バスが、スタジオに着くと、

突然、沢山の人に囲まれてしまった。




どうやら、みんなベルのファンらしい。







…うわぁ~!!






それにしても、すごい数だなぁ。





これじゃあ、一歩も外に出れないよ!!





 すると、社長は、苦虫を噛ったような顔をして、言った。






「…これじゃあ、ここから出るのは無理だな。

仕方無い。

地下の駐車場まで行くか。」





 バスは、上手にファンをくぐり抜けて、


地下の駐車場へと向かった。




地下に着くと、ようやくバスから、

降りることができた。





はぁ…。

座りすぎて、腰が痛い。






 それにしても、だ。



なんだかんだで、

結局、ここまで来ちゃったのか。




…早く帰りたいなぁ。







って言うか、ここは、どこだろう。。。







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