Voice








「さて撮影だぞ!

ベルは着替えて来い。

そして、そこの見学者は、

私について来なさい。」









社長は、私の方を見て、そう言った。













「…あのぉ。。。

私は、全然、見学なんか、

したくないんですけど。」








そう、ポツリと言うと、

社長は、笑顔で言った。









「今更、何を言ってるんだい?

ぼさっとしてないで、行くぞ!」





 社長は、私の腕を引っ張って、

無理矢理、連れて行った。






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