*暴走★不良生徒会軍団!
「まぁ、とりあえず座ってよ」
伊織先輩もやっと雑誌をたたみ、自分の前の机を挟んだソファに座るように百瀬くんに促した。
「失礼しますっ」
ニコッと笑ってソファに座る百瀬くんは本当に可愛い。
「なんで生徒会に入ろうと思ったの?」
いつもはそんなこと聞かないくせに、何故かそんな質問をする伊織先輩。
百瀬くんは一瞬困惑したような表情になる。
そして、言葉を紡ぎ出した。・・・瞬間。
「それは――――・・・「あーーーーーーーーっ!!!!」
「「「「「「!!??!!」」」」」」
突然叫び声が聞こえ、3年生を除く全員が肩を震わせた。