リフレイン

「……美姫と…どうなったの?」



あたしは戸田さんの胸に顔を埋めながら聞いた。



「櫻井さんとは何でもないよ。ただ一方的に言い寄られてただけ。俺は相手にしてねぇよ?俺には水樹だけだ」



戸田さん…



「……美姫からは…前にも告白はされてたの?」



「いや、今日が初めてだよ。いきなり好きだなんて言われたから俺びっくりしてさ…まさか水樹の親友の櫻井さんが俺なんかに言い寄ってくるなんてな…」



戸田さんは少し残念そうな顔をした。



「……美姫は…あたしの一番の親友なんだ。高校も一緒だったし、なりたい職業も一緒で…なんでも打ち明けられる仲なんだ」



あたしは戸田さんから少し離れた。



「そっか…大事な仲間だもんな。今すぐにでも話し合わなきゃな?」



戸田さんは、あたしの肩をポン、と叩く。



「うん…話してくるよ。」



あたしは戸田さんに笑いかけると、屋上を出た。



美姫…



あたしの大事な親友。



絶対に失いたくないよ…!!



あたしはそんな強い思いを秘めながら、オフィスに向かった。



――ガチャッ!!



オフィスに着き、ドアを開ける。


そこには案の定、美姫の姿が。



「水樹……」



「…美姫、ちょっといい?」



あたしは美姫に手招きをし、呼び寄せた。



――パタン…



オフィスのドアが閉まり、2人きりになる。



よし…
話さなきゃ。



あたしは深呼吸をし、美姫を見た。



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