リフレイン

それからあたしはマンションの中に入り、自分の部屋に向かった。


――ガチャ…



オートロック式の鍵を解除し、部屋に入った。



「……お風呂入ろ」



あたしはボソリと呟くと、お風呂場に向かった。



――…ザァァ…



体に当たる熱いお湯。



今日1日の全てが流れていくみたい。



あたしは自分の手を見てみた。



「……ちゃんと守れてるのかな」



今日、実際戸田さん、美姫、ハルカが負傷した。



もっと早くあたしが補佐に行っていたら…



戸田さんや美姫達は怪我しなくてしなくて済んだのかもしれない…


キュッ!!



あたしはシャワーの蛇口を捻り、お湯を止めた。



「考えすぎても仕方ないかな…」



あたしは吐き捨てるように呟くと、お風呂場を出た。



下着を身に付け、ルームウェアに着替えた。



キッチンに行き、コップに水を入れた。



そして一気に飲み干す。



……冷たい水を一気に飲むのは、あんまり体に良くないけど…



今はいいや。



あたしはソファに座った。



戸田さん…



大丈夫かな?



目を覚ましてくれるかな?



大丈夫だよね!!
意識はあるんだから!!



あたしは心を落ち着かせた。



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