秘密のフィアンセ☆
それを聞いて、佑斗は大笑いをした。


「マジかよ?さすが美紅の家だな」


「笑い事じゃないわよ!お父さんたちが心配して、私を家から出そうとするし…」


美紅さんは、気恥ずかしそうに、顔を赤らめる。

「まあ、上本は昔から美紅ちゃんを溺愛してるからな」


お義父さんも、大笑いだ。


「まあ、一週間くらいだろうし、お互い今、秋休みでしょ?ちょうどいいわよね?」


美紅さんはそう言って微笑むと、私に目を向けた。


「あなたが佑斗のフィアンセさん?よろしく」


その“よろしく“が、私には宣戦布告に聞こえた。


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