【完】sweeeet Xmas(短編)
“綾君が、他の女の人と
仲良くしてたからだよ…!”
つい、勢いで言おうとしたけど…
そんなこと言って
“重い女”とか
“いちいち交渉してくんな”とか
言われるかもしれないって
思ったら、
言う事が少し怖くなった…
綾君に、嫌われたくない…
「な…なんでもないよ…」
無理して笑う私に、
綾君は下を向きながら
凄く…多分、今までで一番
優しい声でこう言った。
「何かあるなら言って?
俺が悪いとことか…直す…し」
思わず、また泣きそうになった。
皆には冷たいことしか言わない
綾君が
私に、
こんなに真っ赤な顔をしながら
こんなに優しくしてくれる…
たとえ、綾君に嫌われたって
私が綾君を好きな気持ちは
変わらないから…