FLOWER PRINCESS
「ごちそうさまでした。」
目の前にはキレイになったお皿。
ミラは片付けようと思い、
近くにある盆を手にとって皿を乗せ始める。
「そういえば、ルナは大丈夫なのかしら…。」
お姉さまたちと暮らしていた頃、
私が片付けようとすると必死で止めるルナ。
私がいないと知れば、きっと心配する。
コルベルさんだって、
あのまま私がいなくなったなんて、もう気づいてるでしょう。
コルベルさんが知ったとなれば、
知ったとなれば……
ジゼルは?