ラスト・プレゼント



っていうか…何で私と同じ高校を受けたの?


和也の成績なら、余裕で私立T高校を狙えたのに…。


まっ、自分が決めたんならそれでいいんじゃん?って思うけどね。


昇降口にクラスの貼り紙が貼られていて、私たちはそれを確認する。


C組のところに、"清田さつき"の名前があった。


「私C組だ…和也は?」


和也は笑顔で私の方を見た…ということは…聞くまでもないなと思った。


「俺もC組だ!俺たち本当に小さい頃から一緒だよな!」


「本当にね。何の縁があって、ここまで一緒なんだろ…」


幼なじみなら普通は思春期で、意識して話すことが少なくなったり、別行動を取ったりするものなのに…。


でも和也は違っていて、なぜか私のそばに常にいるから、誤解されることも多かった。


"2人って付き合ってるの!?"とか


"ケンカしてるとこ見たことないねー!"とか…


その他もろもろ言われている。


和也のことが好きな女子から、嫌がらせを受けたこともあったけど、その現場を偶然見た和也が助けてくれたこともあった。

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あの頃の私は 何も知らずに ただ前だけを向いて ずっと生きてきた。 ……ただ1つ 分からなかったのは "人を本気で好きになる" それだけだった。 だけど 本当の意味を知るまでに どれだけの時間が かかったことだろう…。 そして消える事はない、 あなたの優しい笑顔。 あなたの優しい温もり。 ……すべてここに綴るから。 2010.11.27 START

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