超能力学園
あたしの言葉に、その場が凍りついた。






…あれ?




あたしって…名前なんだっけ。






あたしは精密検査を受けさせられた。






不安…になる。







病室に戻ると、さっきの人たちにもう1人、大人が混じってた。







「鹿央さんは、生活上必要な事は覚えていますが、今まで関わってきた人や自分に関する情報、生い立ちを覚えていません。いわゆる、記憶喪失です。」







あたしのことはさっき教えてもらった。






名前は鹿央桃華。




今高校三年生。




白鳥学園に通ってる。





…それだけだけど。






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