超能力学園
わかってても、ちょっと落ち込む。





「桃華?」

「あ、ごめん。」

「奈留と要に置いてかれる。」

「ごめんね。」

「行くぞ。」






蓮くんがあたしの手首を掴んで歩き出した。





その手が優しくて…





キュンキュンするよ…。






だけど嬉しくて仕方ない。






自然と笑っちゃうよ。






「蓮くん、楽しいね!」

「は?出発したばっか。」

「そっか、そうだよね。」






冷静なツッコミ…。




でも蓮くんも笑ってるよ?




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