超能力学園
♀桃華




朝からちょっとだるいなって思ってた。




だけど無理して学校に行った。




その途中で記憶が途切れた。






「ん…。」

「起きたか?気分は?」

「蓮…?あれ、ここ…あたしの部屋?」

「あぁ。お前校内入る直前で倒れたんだよ。」

「そうなんだ…ごめん。」

「なに謝ってんの?それより、自分の熱何度あったか知ってるのか?」





熱?




そっか、倒れるくらいだからあるよね。





「わかんない。」

「39度。」

「えっ!?うそ!!」

「本当。バカすぎ。絶対だるかったろ。」

「まぁ…今日はうまく体が動かなかったけど。」

「当たり前。ってか普通動けないから。」





そっか…。




昔から、あたしは自分に無頓着なんだよね。





「とにかく、まだだるいだろ?寝てろ。」

「…蓮。」

「ん?」

「…そばにいて?」

「わかった。ここにいるから寝ろ。な?」

「ん…。」






またすぐに眠りについた。





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