超能力学園
「な、なに!?そんな見ないでよー照れる…。」

「え、あ、あぁ…。」





顔が赤いのはほんとに照れてるだけか?




やっぱ心配で桃華を見てしまう。





「だから、あんま見ないでって言って…」

「桃華!?」





歩いてる途中で桃華が倒れた。




とっさに支える。




危ね…。





「桃華?大丈夫か!?要、先生呼んでこい!」

「あ、あぁ!」

「桃華!桃華!」






それから先生が来て、俺が桃華を抱えて桃華の部屋に連れて行った。




ベッドに寝かせた桃華は辛そう。





「俺ついてていいですか?」

「そう?じゃあ頼んだわ。」

「蓮くん、なんかあったら電話してね?」





そう言って保健の先生と奈留たちは出て行った。




さっき先生が計ったら熱は39度近くだった。





そんなんで動けるわけねぇだろ…。






バカだな、まじで。






だけどたまに寝言で「蓮」って言うから…。





かわいすぎて、「ここにいるから。」なんて言ってしまった。





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