《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~
「さぁってっと。次は私の番ね。」
 
 ルミナミエの目は異様に輝いている。

 ふふっ。っと笑いながらペンダントに手を当て、一瞬で広げる。

 すると青白い光を放ち、そのまま腕をまっすぐに手を胸前に持ってきた。

 手のひらはアルベールに向けている。

 どばぁ~♪

 水が勢いよく流れるように、光が出る。


「うっ。」

 アルベールに、光は少し当たったみたい。

 ルミナミエはやめて。

「どうかね。アルベールよ。」

 やけに自信満々。

「ふっ、こんなもんだ。」

 開き直っている。


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