恋の病
「んが~~~やっと着いたぁ」

部屋に入ってすぐそのままベッドに倒れ込んだ。スプリングがギシッと音を立てる。鞄もベッド近くに無造作に放ったままだ。玄関に脱ぎ捨てた靴も同じく。

部屋は朝、バタバタと身支度していた時に出しっぱなしやりっぱなしのままだし、机は昨日のプリントが置かれている。

そんな青い小花の壁紙が特徴のこの部屋は散らかり放題だった。

「あ~疲れ…!!」

「っ!ま~た言ってるし…!」

ふぅと溜め息をつき、額に手首を当てた。

「ま、いいや。も‥寝よ……」

いつもしているサイト巡りも諦めて、だるそうに小さくうめき声をあげベッドから起き上がると、あくびをしながら着ていたブレザーとスカートを脱いで、シャツのボタンを2つ程開けると、またベッドに倒れ込んだ。

毛布を被り、ベッド脇に落ちていた布団を引っ張って顔まで持ってくると、だんだん温かくなり、十分も経たない内に眠りへと落ちていった。


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