恋の病
そう聞く彼女は親友の真由。
入学式終わって教室で次、説明会って前に一回トイレに行った時、偶然居て話したのが知り合ったきっかけ。
焦げ茶色の長い髪をいつもアップにして、キリッとした顔で切れ長の瞳は大人っぽい雰囲気の印象だけど意外と喋りやすい性格だ。

「どわぁって、疲れたら言わない~??」
机に顔を伏せたまま答える。

「言わない、言わない。なんだそりゃ」

「え~?じゃあ今度から言ってみたら?」

「流行るかも??」

「あはは、軽く方言だよね」

「なんだそりゃ。あ~でも、疲れたぁ」

あたし疲れたばっか連発してるような気がする――。あ~あ。溜め息。

「今日どっか寄ってく?お腹減んない?」

「うん、ちょっと今日はい~よ。ごめん、早く帰って寝るわ」
生あくびが出てくる。それに肩、痛。

「そっか、じゃあ帰ろっか?」

「うん。」

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