毒舌姫と俺様クールな王子様


パンッパンッパパ〜ン…



突然のことで、私は目を点にさせる。



入った瞬間、何やら紙吹雪やらが飛んできた。



回りの状況を見ると、こんな感じだ。



図書室は飾りつけられ、そこには、学園秘密探偵部の皆がいた。




すぐさま頭を働かせ、やっとのことで、口を開いた。



「あの〜…これは何ですか?」



私が質問すると、皆が説明してくれた。




「ちょっと遅なったけど…」


「「改めて〜」」



「七海ちゃんのね、」



「一応歓迎会だ」



「………」




上から、秋先輩、夕君,葉君、桐都先輩、奏先輩、一先輩はいつもと同じだけど。



「か、歓迎会?」




「あぁ、感謝しろよ」




また上から目線の水崎だけど、もう反論するきもない。




「はいはい、ありがとうございます。」




「「てゆうかね〜これ企画したのはね?」」




「ちょっ、おい、言うなよ!!!」




何故か水崎が焦りだした。



「企画したんは、聖夜なんやで〜」




「えっ…、そうなんですか?」




水崎を見ると、いつものクールな顔が一変、顔を真っ赤にして、そっぽを向いている。





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