[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
キーンコーンカーンコーン……

チャイムが鳴って屋上を去ろうとすると、池上仁があたしを呼び止めた。



「今日の放課後、迎えに行く!」


は?今、なんつった?



意味がわからずキョトンとしていると、


「逃げんなよ!!!」


ニカッと笑いながらそう言われた。



いちいち笑顔が眩しい。
この顔を見ると、なんか調子狂う。



心に光が刺す感じ?

ってあたしは何を言っているんだ?


そんなことを考えていると本当に調子が狂いそうだったから、

あたしは気にしないふりをして屋上を去った。




迎えに行くって、クラス知らないじゃん。



ま、クラスに行く気もないから、あたしはどうせいない…



そう思ってたんだけど、、



なんとか授業に出た私。

だけど授業中は、半分以上、寝ていた。



そして、、、
放課後がやってきた。


あたしはさっき池上仁に言われたことなんてすっかり忘れていた。



それより、教室のキャピキャピした雰囲気から早く逃げたかった。






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