秘密なこと
「まずは、仕事のこと。

LIRはこの楠高校に居る間も仕事があるので早退などをします。


また、楠高校を撮影で使うということ。

尚、万が一LIRの身が危ぶまれる様なことが起こった場合、LIRはもとの高校に即戻します。


以上の点をご了承ください。」


「はい、構いませんよ。」


「あと、応募してくださった方にお会いしたいのですが…」


「あ、それ私です♪」


「「…へ?」」

私とマネージャーは目を丸くした。


「応募したの私なんです。

どーしても、うちの制服を着て、うちの学校にいるLIRちゃんを見たくて…♪」

うふふ、と校長先生は照れながら笑った。
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