屋敷の主

夕方になった。

「リシェナ、少し休んでからドレスに着替えて広間に来て下さい。今晩は両親に会ってもらいます」

ジェイスは平然とリシェナに言った。

リシェナは慌てふためく。

「今晩ですか!?」

服はボロボロ。
髪はボサボサ。
顔はパサパサ。

広い廊下に掛かっていた鏡に自分を映し、改めてひどい格好を見た。
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