屋敷の主

「今晩は無理なんじゃないでしょうか…」

リシェナが弱々しくジェイスを見ると、緑の瞳がじっとリシェナを射止めた。





なんでこんなに見つめられているのかしら…
恥ずかしい…

しかし視線を外せないリシェナより先に、ジェイスが顔を背けた。

まるで「見るな」とでも言うように、咳ばらいをした。
< 44 / 70 >

この作品をシェア

pagetop