姫は王子の隣で
雅が去った後。

私はお弁当箱を持って、屋上へ向かった。



「售弥くん?陽汰くん?」


いないのかな。


「あ、瑠苑ちゃん。こっちこっち」

「售弥くん!!なんで隠れてるの?」

「女の子達に囲まれちゃって…逃げてきた」

はわぁ

いけめんさんは大変だ…

「陽汰くんも?」

「うん」
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