姫は王子の隣で
「あ、私こっちだ」
彼女が指差したのは僕たちが乗る電車と反対だった。
「送ろっか?」
「大丈夫だよ!!またね!!」
「またね」
「バイバイ」
僕は姿が見えなくなっても手を振っていた
彼女が指差したのは僕たちが乗る電車と反対だった。
「送ろっか?」
「大丈夫だよ!!またね!!」
「またね」
「バイバイ」
僕は姿が見えなくなっても手を振っていた