意地悪てぃーちゃー
「よっ。体調大丈夫か~?」

いつも通り…
平常心平常心。


「大丈夫やで。寝たら治った~。ご迷惑おかけしました。」


俺は珍しく素直な心に、優しく微笑んだ。



「良かったなぁ。もう無理すんなよ?」



俺はそのまま、心の頭をぽんぽんとした。
これくらいは大丈夫よな…


心はさっきから俯いたまま、こっちを見いひん。
まさかまだ体調悪いんか?


「心…気分悪いか?どーした?」


「へっ?大丈夫大丈夫。ぼーっとしてた…。」


心は笑顔で俺を見た。

やべぇ…
可愛いすぎるやんけ。


アカンアカンアカン
俺は教師で心の担任。



俺はとりあえず、心の髪をくしゃくしゃとして心から離れた。


俺は駐輪場までチャリを取りに行くついでに、自分の気持ちを落ち着けた。


俺は教師や…
少なくとも今日は、クラスの奴らも居る。
俺は担任として、教師として居らな…。


自分に葛を入れて、門前に出た。
俺が出ると、大体揃っててそのまま移動した。
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