意地悪てぃーちゃー
「ぷぷぷ……………


やっぱ心おもろいな~。

あっ・・・
そろそろ乾燥出来たかな?」



なんて言いながら、井澤はうちから離れて行った。



今のは夢………?



うちはおもいっきり、頬っぺたをつねってみた。



「いひゃいっ…!!!」



ってコトは夢じゃない…



なんだこりゃ?

うちの思考回路は、完全にフリーズした。



「さっきから、何やっとんねん。

ほれ…乾いたぞ。」



受け取ったスボンは、ほんのり温かかった。


「あっ…ありがとう。

履き変えて来る。」



うちは受け取ったスボンを持って、逃げるようにトイレに向かった。



スボンを履き変えて、自分に気合いを入れてリビングに戻った。



「先生これありがとう。

これからどうするん?」


「おう。

あっ…
省吾ん所に、飯食いに行こか~。」


よかった…
これ以上、ここで二人きりとかもたへん………



うち等は用意をして、井澤ん家を出た。
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