意地悪てぃーちゃー
「省吾笑うな。

俺、絶対心より恋愛経験あるもん。」


「そりゃ歳ちゃうから、当たり前やん。

てか省吾さん。
今日もめっちゃ美味しいです。」


省吾さんの料理は、やっぱ今日も絶品やった。


「おっ…よかった。

優弥。大人気ない。
心ちゃんかわいそう。
もっと素直になれよ。」


「うっ……………

大人気なくない。
俺はいつも素直やし。」



あれっ?
省吾さんが井澤に説教とか………
立場逆転やん。

うちは思わず、吹き出してもうた。


「心?
何笑ってんねん。」


「いやっ………
別になんも無いです。」


「ふーん。

まぁ後で覚えとけよ~。」


ニヤって井澤が一瞬笑った。
後が怖い………。


「あっそうやそうや。

心ちゃん。
これプレゼント。」


「えっ…
ありがとうございます。

開けていいですか?」


「たいしたもんちゃうけど…

どうぞ。」


省吾さんから貰ったプレゼントを開けると、中には時計が入ってた。



「うわぁ。
めっちゃ可愛い。

省吾さん…
ありがとうございます。」
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