僕らだって恋をする。

試験に挑む俺

試験最終日…


ほとんどの教科を終え、今までは手応え十分の俺


今は英語の試験中



全て解答し終えた俺は消しゴムを握りしめて、解答用紙をにらんでいた。


《この答え達を消したら…夏休みの補習に出ることになって、京先生に会えるんだよな…》


京先生は教室を回っている。


俺に近づいてきて全て埋めてあるのを見ると、微笑みながら通りすぎた。



試験の残り時間はあと三分…


三分以内に俺は決めなければならない。


< 110 / 158 >

この作品をシェア

pagetop