僕らだって恋をする。
「いいのかよ、誰かが決心して入れた手紙だろ?」


「本気ならもう一度入れるはずだ。

もう一度入ってたら俺だって本気で返事するよ。」


まぁ答えは決まってるけど。


「ふぅん……?」


「それに今行ったら、お前ら後から着いてきてこっそり見るんだろ?」



修吾と陽人は苦笑いを浮かべて

「まぁまぁ!!あ、今日さ〜」

と誤魔化した。


「俺んち来ねぇ?」


「俺はパス」

間髪入れずに、俺は修吾の誘いを断る。


< 120 / 158 >

この作品をシェア

pagetop