僕らだって恋をする。

第四話

翌朝…


学校に来て下駄箱を開けると、昨日と同じ封筒が入っていた。


こっそりため息をついて中身を確認する。



『体育館裏にきてください。』

無記名で、たった一行だけそう書かれていた。


俺は足早に教室に向かい、カバンを置いてから体育館裏に向かう。




体育館裏は日当たりがいいわりにはあまり人が来ない。


「あっ…!!」


俺の姿を目にしたからか、先に来ていた子の身体がピクンと動いた。


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