僕らだって恋をする。
「ふぅ……」

ネクタイを緩め、部屋着に着替え始める。



「伝えるか伝えないかで結果は変わる……か。」


伝えたいとは思う。

でもやっぱり、凛香とのこの距離を手放すのは嫌で、怖くて…



幼なじみって意外に近い存在だ。

今までそんな近い存在だったのに、告白して、凛香が遠ざかったら……



そう思うだけで血の気が引く。


《まずはテストだな!!》

自分に無理矢理そう言い聞かせた。

着替え終わったので、廊下に出ていた凛香を呼ぶ。


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