さよなら。大好きな人。
弥生と和樹はママが作ってくれた朝食を済ませ和樹の家に運ぶ荷物をまとめる用意をした。

私は取り敢えず冬物の洋服と自分の身の回りの物だけを持って行く事にした。

夏は終わったばっかりだから夏に取りに来れば良いかって考えだった。

荷物も、まとまり和樹の車に運んだ。

和樹はママに『昨日は、ご馳走様でした。近いうちに俺の家にも招待するので、その時は、お父さんと一緒に来て下さい』とママに頭を下げた。
ママは近いうちに寄らしてもらうわ。

和樹君、弥生の事、頼んだわよ。と言いママは手をふりながら私と和樹の車を見送ってくれた。
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