年上王子様とのアリエナイ××②


頬杖をつきながらにやにやしてる志保さん。

絶対にいるんだ、そう言う人。

だって綺麗だもんなぁ。

大和撫子っていうの?

ロングの黒髪はまっすぐで綺麗で。
光に当たるときらきら光ってる。

お化粧してるのかしてないのか分からないくらい薄くて、
素肌もすごい綺麗なんだなって思わされる。

瞳も大きくて

細くて・・

はっきり言うとあたしとは正反対だ。



「恋人ではないけど、気になってる人はいる、かな?」

とっても嬉しそうに笑う志保さん、

すごく幸せそうな笑顔。

いいこいしてるんだな・

「どんな人なの?」


質問するあたしに


「それがねよくわからないの」

またも笑顔で答える志保さん。

「分からないって?」

「一目惚れっていうのかな?見たのは一瞬だし、挨拶くらいしかしてないんだけど
。でも一瞬で惹かれてしまったっていうか」

「そうなんだ」

「うん。一目ぼれなんて信じてなかったんだけどね」

「でもきっと志保さんならうまくいくよ」

そう言ったあたしに


「ありがとう」

志保さんは笑顔で答えた。



それからお互い電話番号を交換して、あたし達はお店の前で分かれた。

またいつか会う約束をして。

< 136 / 239 >

この作品をシェア

pagetop