年上王子様とのアリエナイ××②
頬杖をつきながらにやにやしてる志保さん。
絶対にいるんだ、そう言う人。
だって綺麗だもんなぁ。
大和撫子っていうの?
ロングの黒髪はまっすぐで綺麗で。
光に当たるときらきら光ってる。
お化粧してるのかしてないのか分からないくらい薄くて、
素肌もすごい綺麗なんだなって思わされる。
瞳も大きくて
細くて・・
はっきり言うとあたしとは正反対だ。
「恋人ではないけど、気になってる人はいる、かな?」
とっても嬉しそうに笑う志保さん、
すごく幸せそうな笑顔。
いいこいしてるんだな・
「どんな人なの?」
質問するあたしに
「それがねよくわからないの」
またも笑顔で答える志保さん。
「分からないって?」
「一目惚れっていうのかな?見たのは一瞬だし、挨拶くらいしかしてないんだけど
。でも一瞬で惹かれてしまったっていうか」
「そうなんだ」
「うん。一目ぼれなんて信じてなかったんだけどね」
「でもきっと志保さんならうまくいくよ」
そう言ったあたしに
「ありがとう」
志保さんは笑顔で答えた。
それからお互い電話番号を交換して、あたし達はお店の前で分かれた。
またいつか会う約束をして。