年上王子様とのアリエナイ××②


簡単に書かれてある文章と

一枚の写真。




普通既婚者の俺にそんなことを頼むのか。

しかもじいさんのことだ

絶対に俺が結婚していることは言ってないだろうな。


でも俺は決めたんだ。絶対に

絶対にこれ以上あの子を傷付けないと。


それだけは絶対に変わらない。


「これは必要ないな」


独り言にしては大きな声が社長室に響く。


それは決心に似たような独り言かもしれない。



でもいい、必ず何とかしてみせる

会社も


柚子とのこれからも



「27のくせに随分大きいモノ背負ってるよなぁ」


苦笑いしながら手元にあった資料と一枚の写真をゴミ箱へと捨てて
部屋を出た。






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