勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜




今日もまた諦めずに紫苑の病室に来た


入る前は笑顔の練習



こうでもないと嘘でも笑顔がつくれない



「よしっ」



ドアを開けながらいつもどうり嘘の笑顔で紫苑に声をかけようとした


「よっ!し…ぉ」




言おうとしたけど言えなかった



さすがに好きな女が他の男とキスしてる所見て何とも思わないほど強くない



「………っ」



ただ黙って2人を見ていた


けどやめようとはしない


逆に激しくなる一方


「…ふぅっ」



紫苑の甘い声がこぼれた


もうムリだ


< 162 / 262 >

この作品をシェア

pagetop