新パラレルワールド参加作品=The shadows=天才浅海ユウと凡才月星大豆の奇跡的コラボ[企画]
今日一日、慣れない荒野を歩き回った疲労が一度に襲ってきたようで、私は激しい眠気に襲われた。
───こんなに歩いたのって久しぶり……
疲れた───
あっという間に眠りに落ちた私は、恐ろしい夢をみた。
いや、それは夢ではなく、過去の記憶の再生だった。
───────
私は動物を手術する台の上に、うつ伏せにされている。
上半身を二本のベルトできつく固定され、みじろぐことも出来ない。
カチン、と音がした方に首を向けてみた。
夫がメスを持っている。
「な……なに……?」
恐ろしさに震えるばかりで、悲鳴をあげることも出来ない。
「うっ……」
ブラウスと一緒に皮膚を切り裂かれたのがわかった。
「もう二度と逃げられないよ」
薄笑いを浮かべ、夫は更に深く私の背中を切った。
「いやぁぁぁぁぁぁ……ッ!」