ストロベリー革命
怜華が去った後の二人は、生気が抜けたような顔をしていた。
「……俺、あいつの言ってる事なんとなくわかる」
「直も好きな人いるから怜華の気持ちわかるの? あ、わかったー! 好きになっちゃいけない人好きになったんでしょー?」
いつもは“超”がつくほど鈍いくせに、こんな時だけは勘がいい。
「べっ、別にそんなんじゃない!! でもこんなの納得出来ないよ。俺、全然関係ないけどなんか嫌だ! よし天花、今から男子校に潜入しよう」
「授業はー?」
「そんなのいつでも出れるっ!! でもこれは今じゃなきゃいけない気がするから」
「わかった、あたしも行くよ! 頑張ろー」
昼休み終了二分前、予令は鳴り終わり皆は授業モード突入の中、ここにいる二人は只今より男子校潜入作戦を決行します。
目的は怜華の彼氏? と話をしてみる事。
余計なお世話かもしれないが、恋する乙女もどき水樹直は黙っていられないのだ。
「……俺、あいつの言ってる事なんとなくわかる」
「直も好きな人いるから怜華の気持ちわかるの? あ、わかったー! 好きになっちゃいけない人好きになったんでしょー?」
いつもは“超”がつくほど鈍いくせに、こんな時だけは勘がいい。
「べっ、別にそんなんじゃない!! でもこんなの納得出来ないよ。俺、全然関係ないけどなんか嫌だ! よし天花、今から男子校に潜入しよう」
「授業はー?」
「そんなのいつでも出れるっ!! でもこれは今じゃなきゃいけない気がするから」
「わかった、あたしも行くよ! 頑張ろー」
昼休み終了二分前、予令は鳴り終わり皆は授業モード突入の中、ここにいる二人は只今より男子校潜入作戦を決行します。
目的は怜華の彼氏? と話をしてみる事。
余計なお世話かもしれないが、恋する乙女もどき水樹直は黙っていられないのだ。