ただ、君がすきなんだ。



バンドは俺もずっと前からやってみたかった。


でも一緒にやってくれるような
友達がいなかった俺には叶うことのない

儚い、願いだった。




それが今、目の前に。




手の届く位置にあるのだ。





「・・・・」





♪~♪~



そんなことを考えていたら
突然ケータイが鳴った。




非通知からだ。





「誰だ・・・?」








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