白い約束
クラブ仲間からは顔が知れていた恭亮。



いろんな女性がちらついていたけど、みんなが居る前で紹介してくれたり。



『多希!帰ろ!?』って大きな声で言ってくれるから、私は明日も明後日もずっと、恭亮が好きなんだと思う。



中には、熱狂的なファンも居たけどね…。



音楽が好きで、没頭している恭亮が、私は好きだった。



夢があるっていいじゃない!?



私は、これといって夢がなかったから、余計眩しかったのかもしれないな。
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